こんばんは。みしゅ丸です。
今回、今イギリスで最も勢いのあるポップ・ロックバンド the 1975 のオススメ曲について
2019年の8月には、Summer Sonic 2016以来となる3年ぶりの来日&サマソニ出演が決定しました。
the 1975を最近知った方や、サマソニの予習をしたいと思っている人向けに、おすすめの曲を紹介していきます!
the 1975 というバンドについて
この記事を読みんでくださっている方で、
そんな説明いらねぇよ
って方はこの章は飛ばしちゃってください!
メンバー
メンバー構成からご紹介します。
the 1975という4人組のオルタナティブロックバンドは以下の4人によって構成されています。
- マシュー・ヒーリー(Matthew Healy):Vo,Gt担当
- アダム・ハン(Adam Hann):Gt担当
- ロス・マクドナルド(Ross MacDonald):Ba担当
- ジョージ・ダニエル(George Daniel):Dr担当
彼らはイギリスマンチェスター南部の街の高校で出会い、15,6歳の頃から同じバンドとして活動しているそうです。
略歴
2012年8月 the 1975は “the City” をリードトラックに据えたEPをリリース
これが早速BBCラジオの若手発掘コーナーでフィーチャーされて話題になります。
2013年から2014年にかけては、イギリスやアメリカを回るツアーを成功させます。
2013年の5月に、MUSE の世界ツアーのロンドン公演をサポート、
さらに7月には the Rolling Stones の公演をサポートし成功させる等、着実に実績を積み重ねていきます。
そして2013年9月、セルフタイトルアルバム “the 1975” でメジャーデビューを果たします。
バンド人生で1度しか使うことができないセルフタイトルとファーストアルバムで使ってくる
あたり、このアルバムの自信が伝わって来ますね。
案の定、このアルバムは全英のアルバムチャートで見事1位を獲得します!
2014年にはアメリカ最大の野外音楽フェスの一つコーチェラにも出演。
世界規模でその地位を確立していきます。
2016年2月、セカンド・アルバム “I Like It When You Sleep, for You Are So Beautiful yet So Unaware of It “ をリリース。
このアルバムのリリースに先立って “UGH” “Love Me” “The sound” “Somebody Else” 等の曲は、シングルとして先行リリースされています。
そして、この超題名の長いセカンド・アルバムは、
全英アルバムチャート及び、アメリカのビルボード200で第1位を獲得します。
今年2018年にはサード・アルバム “Music for Cars“をリリースすることも告知されています。
日本では、2013,2014,2016年のSUMMER SONICに出演している他、単独公演も成功させています。
これだけは聞いておきたい the 1975の名曲
chocolate
この曲はいわゆる”薬中”の男を歌っています。
この曲におけるチョコレート=マリファナです。
サビの歌詞のノリの良さが印象的なこの曲ですが、サビで歌っている内容は、
Oh we go where nobody knows, with guns hidden under our petticoats
No we’re never gunna’ quit it, no we’re never gunna’ quit it noペティコートに銃を隠して誰も知らない場所へ行く。
それ(マリファナ)をやめるつもりなんてないよ。やめるわけ無いだろ。
です。笑
ファーストアルバムの曲の中でもかなり人気が高く、ライブでも定番の曲の1つです。
She’s American
かっこよすぎワロタ
もう全部かっこいい。イントロからAメロBメロサビ間奏まで全部。
一日中一人でこれだけ聞いて踊ってられるレベル。
歌詞の読み方間違ってるのかもしれないけど、
アメリカの女の子になんか恨みでもあんのかな?って歌詞です。笑
ちなみにそんなん誰も興味ないけど、この曲はみしゅ丸の再生回数ランキングで1位の曲です。
The Sound
この曲もまた超ノリノリの曲です。
これもライブでも超盛り上がる定番曲の1つです。
もうライブの時に時折現れるちょー歌上手い黒人バックコーラスがあまりにもこの曲で
楽しそうにコーラスするから混ぜて欲しくなる。笑
Settle Down
上で紹介した2曲とは少し異なり、どこか切ないメロディーのこの曲。
the 1975 らしい爽快なテンポとキャッチなメロディーは健在なのですが、
どこか切なく感じるのは何故なんでしょうか。
マシューの声色や歌い方みたいな表現力の部分が大きいのでしょうか。
まぁ歌詞も、一人の女性を忘れることができないというとても切ない歌詞なんですけど。
Somebody Else
これも切ない系のバラードです。
昔の彼女を忘れられなくて、その彼女に新しい男ができたと知った時の心情を歌っている
とても切ない曲です。
この曲のマシューの歌い方と、シンセサイザーの音色が耳に残って癖になる一曲です。
UGH!
この曲もまた、ヤク中の歌です。笑
UGH!というのは日本語で言うと「うわっ!」みたいな感じでしょうか笑
またこれも、薬に溺れてしまって辞められないというような歌詞です。
この曲に限った話ではないですが、シンプルなバンド構成の割には非常に洗練されたサウンド
で頭から離れない曲になっています。
Sincerity Is Scary
待望の最新アルバム「ネット上の人間関係についての簡単な調査(英名:A Brief Inquiry Into Online Relationships)」
に収録されているこちらの曲。
PVが可愛くて和みますね。
落ち着いたテンポのメロディの中で、少し歪んだ愛を歌っているところがなんともThe1975ぽいと思いますね。
Love It If We Made It
こちらも、2018年にリリースされた「A Brief Inquiry Into Online Relationships)」に収録された楽曲です。
歌詞もマシューの歌い方も非常にエモい作品に仕上がっていますね。
これも、クスリやっている描写がありますが、歌詞は奥深いものになっています。
We’re just left to decay
僕らは崩壊に向かうだけだ
Modernity has failed us
現代社会は僕らを失望させたけれど、
But I’d love it if we made it
僕らが何かを成し遂げられたなら最高だ
PVを見ればわかりますが、現代社会に対して疑問を投げかけるような社会性の強い楽曲ですね。
TOOTIMETOOTIMETOOTIME
打ち込みをベースとした、非常にポップな楽曲に仕上がってます。
サビのメロディが非常に印象的で、一度聴くと頭から離れないくらいポップで中毒性のあるメロディが特徴的です。
サビの歌詞の韻も頭に残りやすいですね。
I only called her one time, maybe it was two times?
彼女には1回しか連絡してないよ? あれ、2回だったかな?
Don’t think it was three times, can’t be more than four times
3回はしてない。4回以上なんてありえないよ。
Think we need to rewind, you text that boy sometimes
思い返してみろよ、君だってあの男に何度も連絡してただろ。
Must be more than three times
あれこそ3回以上はしてたに違いない。
Didn’t mean to two time, two time you
君を裏切るつもりなんてなかったよ。
I Like America & America Likes Me
打ち込みとエフェクトがかかったマシューの歌声がなんともエモいこのこの曲。
MVもこの曲に込められた複雑なメッセージを表現するよう非常に作り込まれていますね。
銃社会へのメッセージや、若者の価値観に対する思いを強く歌っている一曲。
マシューのエモーショナルな歌声に思わず聞き入ってしまいます。
Would you please listen?
お願いだから聞いてくれWould you please listen?
お願いだから聞いてくれWe can see what’s missing
何が足りないかはわかっているWhen you bleed, say so we know
血を流す時は俺たちに教えてくれBeing young in the city
この街で若くいるためにBelief and saying something
信念を持ち声を挙げるんだ
最後に
マシューも取材で何度もロックバンドにこだわりはないというような趣旨の発言をしています
が、本当にいろんな実験的要素やメロディや語感といったキャッチャーさも散りばめれていて
一度聞いたら頭から離れないようなサウンドがthe 1975の魅力だと思っています。
歌詞もヤク中の歌から、少しいかがわしい内容、元カノに未練タラタラな内容等、
よくよく歌詞に注目してみても中々面白いです。
みしゅ丸からすると、英語の歌詞ということただそれだけでカッコイイので、
ただ聞いてる時にはそこまで歌詞の内容自体は気にしないのですが、
内容をよくよく見てみると、
この曲調でこの歌詞なん!??!?!?!!
みたいなのもあって面白いです。
早く日本こないかなぁ。
次のアルバムのリリースツアーあたりで日本公演があることも楽しみにしておきます。
おわり!