こんばんは、みしゅ丸です。
僕も過去に応用情報技術者試験を受けましたが、その対策の中で略語として覚えておくべきものが大量にありました。
その中で抑えておくべき略語をアルファベット順にまとめたので、メモしておきます。
これで全部というわけではないですが、参考にしていただければと思います。
ここで紹介する略語はだいたいこの辺の本を1周すれば覚えられます。
スマホのKindleに入れて、スキマ時間に何周も読むのがおすすめ。
- ARP
- Balanced Scorecard(バランス・スコアカード)
- Bluetooth
- BPM
- ブルートフォース攻撃(Brute Force)
- CISC
- Crashing(クラッシング)
- CRL
- CSMA/CD
- DHCP
- Digital Forensics(ディジタルフォレンジックス)
- Digital Twin(ディジタルツイン)
- DOA
- DMA
- DNS SEC
- DRAM
- Fast Tracking(ファストトラッキング)
- Fuzzing(ファジング)
- ICMP
- IPsec
- L2TP
- メモリインタリーブ(Memory Interleave)
- MIMD
- MTBF
- MTTR
- マルチホーミング(Multihoming)
- 製造物責任法(PL法)
- プリエンプション(pre-emption)
- RARP
- RFID
- RISC
- SDN
- SIEM
- SMTP
- SOA
- SRAM
- ストアドプロシージャ(Stored Procedure)
- SysML
- シンプロビジョニング(Thin Provisioning)
- TLS
- TPM
- ターンアラウンドタイム(Turn Around Time)
- UTM
- VPN
- VLIW
- ZigBee(ジグビー)
- おすすめの参考書
ARP
Address Resolution Protocolの略。IPv4においてIPアドレスからMACアドレスを取得するために用いるプロトコルのこと。
→RARP(Reverse ARP)は逆で、MACアドレスからIPアドレスを取得すのに利用するプロトコル。
Balanced Scorecard(バランス・スコアカード)
は、企業戦略の遂行状況を測定するために、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の四つの視点から指標を設定し、目標を管理していく活動のこと
Bluetooth
携帯電話などのモバイル端末とヘッドセットなどの周辺機器とを接続するための近距離の無線通信規格のこと。
BPM
Business Process Managementの略。業務プロセスを分析し、継続的に改善・最適化していくこと。または、専用のシステムを用いてそのような活動を実施すること。
ブルートフォース攻撃(Brute Force)
総当り攻撃とも呼ばれる。使用可能な文字のあらゆる組み合わせパスワードとして試す攻撃手法のこと。
CISC
Complex Instruction Set Computerは、CPUに高機能な命令をもたせることにより、単一の命令で複数の処理を行うしくみのこと。
Crashing(クラッシング)
プロジェクトのスケジュールを短縮するために、アクティビティに割り当てる資源を増やして、アクティビティの所要時間を短縮する技法。
合わせて覚えたい:ファストトラッキング(Fast Tracking)
CRL
Certificate Revocation Listの略。証明書失効一覧のことで、有効期限内に失効したディジタル証明書の以下の情報が登録されている
- 失効したディジタル証明書
- 失効日時
- シリアル番号
- 失効理由
CSMA/CD
Carrier Sense Multiple Access with Collision Detectionの略。伝送路上に他のキャリアがあるかどうか確認し、存在していることを確認した際には両者とも送信を中止し一旦待機し、ランダムな時間経過後に再送することで衝突を回避する。Ethernetが採用している通信方式のひとつ。
DHCP
Dynamic Host Configuration Protocolの略。ネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。
Digital Forensics(ディジタルフォレンジックス)
不正アクセスなどのサイバー犯罪が発生した場合にその原因究明や捜査に必要な手段や技術のこと。
Digital Twin(ディジタルツイン)
ディジタル空間に現実世界と同等の世界を、様々なセンサで収集したデータを用いて構築し、現実世界では実施できないようなシミュレーションを行うこと。要するに、デジタル空間内に、物理空間を再現すること
DOA
Data Oriented Approachの略。データ中心設計とも呼ばれ、業務で扱うデータの構造や流れに着目してデータの分析やシステム設計を行う方法のこと。
DMA
Direct Memory Accessの略。主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行うこと。
DNS SEC
DNS Security Extensionsの略。DNSの応答の正当性を保証するための仕組み。DNSサーバが自身の秘密鍵(公開鍵)で応答レコードにディジタル署名を付加して送信することで、DNS応答の正当性を保証する。
DRAM
Dynamic Random Access Memoryの略。リフレッシュ動作が必要な揮発性メモリ。
Fast Tracking(ファストトラッキング)
プロジェクトのスケジュールを短縮するために、前工程の完了を待たずに次工程を開始すること。
類似:クラッシング
Fuzzing(ファジング)
検査対象の製品にファズ(fuzz)と呼ばれる問題を引き起こしそうなデータを入力して、その応答や挙動から脆弱性を検出する検査手法のこと。
ICMP
Internet Control Message Protocolの略。IP上のエラー通知や制御メッセージを転送するためのプロトコル。
IPsec
Security Architecture for Internet Protocolの略。IPパケットを暗号化する仕組み。IP層が位置する第3層のネットワーク層における暗号化を実現する。
L2TP
Layer 2 Tunneling Protocolの略。第2層のデータリンク層に位置し、VPNをサポートするのに用いられるトンネリングプロトコル。
##MathML
Mathematical Markup Languageの略。Webページに、画像を使用せずに数式を表示するために用いられる、XMLで定義されたマークアップ言語
メモリインタリーブ(Memory Interleave)
主記憶を複数のバンクに分けて、CPUからのアクセス要求を並列的に処理できるようにすること。
MIMD
Multiple Instruction stream, Multiple Data streamの略。並列性の実現のために複数のプロセッサを持ち、各プロセッサは異なる命令で異なるデータを処理すること。
MTBF
Mean Time Between Failureの略。平均故障間隔のこと。故障と故障の感覚時間の平均値で求める。
MTTR
Mean Time To Repairの略。平均復旧時間のこと。つまり修理にかかる時間。故障時に復旧にかかった時間の平均値で求める。1度故障が発生した場合に、システムが利用できない時間の目安として用いる。
マルチホーミング(Multihoming)
複数のISPの回線を使用してインターネット接続を行う冗長化構成のこと。
製造物責任法(PL法)
製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に損害を生じた場合に被害者は製造会社などに対して損害賠償を求めることができることを定めた法律です。
プリエンプション(pre-emption)
コンピュータが実行中のタスクを一時的に中断する動作。実行状態から実行可能状態に遷移する。。
RARP
Reverse ARPはMACアドレスからIPアドレスを求めるためのプロトコルです。
⇔ARP
RFID
Radio Frequency IDentifierの略。ID情報を埋め込んだ小さな数センチ程度の耐久性のあるICタグに情報を記憶し無線通信によって情報をやりとりしモノや人を識別する技術。
RISC
Reduced Instruction Set Computerの略。縮小命令セットコンピュータとも言う。命令を単純化し並列に複数の命令を処理(パイプライン)することによって、処理の高速化を行うこと。
SDN
Software-Defined Networkingの略。ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し、コントローラと呼ばれるソフトウェアで、データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ。要するに、ソフトウェアによって仮想的なネットワークを作り上げる技術のこと、
SIEM
Security Information and Event Managementの略。セキュリティ情報イベント管理とも言われる。ログデータを一元的に管理し、監視者へのセキュリティイベントの通知や相関分析を行うシステムのこと。
SMTP
Simple Mail Transfer Protocolの略。メールサーバー間での送受信に利用するプロトコル。
SOA
Service Oriented Architectureの略。利用者の視点から業務システムの機能をいくつかの独立した部門に分けることで、業務プロセスとの対応付けや他システムとの連携を用意にする手法のこと。
SRAM
Static Random Access Memoryの略。フリップフロップ回路で構成された揮発性メモリ。
ストアドプロシージャ(Stored Procedure)
一連の処理手順をプログラムとしてまとめてDBMS(database management system-データベース管理システム)上に用意したもの。
SysML
Systems Modeling Languageの略。システムの設計及び検証を行うために用いられる、UML仕様の一部を流用して機能拡張したグラフィカルなモデリング言語。
シンプロビジョニング(Thin Provisioning)
外部記憶装置(ストレージ)を仮想化して管理することにより、必要に応じて装置を追加して対応できるようにすること。
TLS
Transport Layer Securityの略。第4層のトランスポート層に位置し、HTTPSなどのセキュアの通信で利用される。
TPM
Trusted Platform Moduleの略。PCなどの機器に搭載され、鍵生成やハッシュ演算及び暗号処理を行うセキュリティチップのこと。
ターンアラウンドタイム(Turn Around Time)
システムに処理要求してから結果の出力が完了するまでの時間のこと。
UTM
Unified Threat Managementの略。総合脅威管理とも言う。ファイアウォールや侵入検知、アンチマルウェアなど、複数のセキュリティ機能を統合したネットワーク監視装置またはソフトウェアのこと。
VPN
Virtual Private Networkの略。公衆回線やインターネットなどを利用して、あたかも専用回線のように利用できる技術のこと。
VLIW
Very Long Instruction Wordの略。同時に実行可能な複数の命令をまとめて一つの命令として、同時に実行することによって、処理の高速化を行うこと。
ZigBee(ジグビー)
低消費電力で低速の通信を行い、センサネットワークなどに使われる近距離無線ネットワークの一つ。
おすすめの参考書
情報系の学生、もしくは普段SE、プログラマ等に従事している人は、以下の3つの本だけ押さえれば、多分受かります。
まず、これを電車とかで一読して、以後、辞書的に使う。
あとはとにかく過去問。特に午前は過去問だけちゃんとやれば合格ラインは超える。午後は問題が理解できれば、その中から回答できるものが多いので、コツ掴めるか次第。
過去問だけでは午後問題が不安な人は、追加で以下も実施すると、万全だと思う。