こんばんは。みしゅ丸です。
コスパに定評のある、SoundPEATS(サウンドピーツ)のイヤフォンですが、これまではApt-Xに対応しているものの、iPhoneが採用している規格であるAACには対応していませんでした。
そんな理由から、iPhoneユーザーにとっては、高音質/低遅延の規格AACで使えないこともあり、あまり恩恵を受けられませんでしたが、Q35 ProはついにAACに対応したということで購入してみましたのでレビューします。
iPhone 対応のコーデックAACについて
記事タイトルにも、「iPhoneユーザーの大本命」という記載を入れましたが、まずはじめにiPhoneが採用しているBluetoothの接続での音声コーデックの形式AACについて簡単に紹介します。
AACとは簡単に言えば、Bluetooth接続で音声を転送する際に音声を圧縮する形式の一つです。
音楽などの音声データはそれなりに容量があるため、素直にワイヤレス転送したりデバイスに保存したりすると遅延や容量の逼迫が発生してしまいます。
そこでデータを圧縮して軽くした上で、転送するのですが圧縮率を優先してしまうと、音質が劣化してしまうという課題があります。
そんな中でも、高音質を確保できるコーデックの代表的なものがiPhoneが対応しているAACと、Androidが対応しているApt-Xです。
AACは、高音質・高圧縮が特徴で、iPhoneを始めとしたApple製品やYoutubeでも採用されている規格となります。
この高音質という特徴の恩恵を受けるには、再生側のデバイス(iPhone等の端末)とイヤホンの両方が対応している必要があります。
これまでのSoundPEATS製品は、Androidが採用しているApt-Xには対応していましたが、AACには対応していなかったので、iPhoneユーザーが高音質なワイヤレスイヤホンを探すと、Beats等が候補になっていましたが、今回ご紹介するSoundPEATS Q35 ProがAACに対応したことでようやくSoundPEATS製品もiPhoneユーザーの検討の俎上に乗るというわけです!
SoundPEATS Q35 Proの付属品について
少し前置きが長くなりましたが、SoundPEATS Q35 Proの付属品からまずは説明していきます。
内容物としては、以下の写真のものが全てです。
かなり雑多に並べてしまったので、わかりにくくてすみません。笑
箇条書きにしてみると、
* 本体
* 充電ケーブル(MicroUSB-USB)
* イヤーピース(5サイズ)
* イヤーフック(3サイズ)
* ケーブル留め
* ケーブルめとめ用クリップ
* 専用ケース
* ケース用カラビナ
が付属していました。
イヤーフックやイヤーピースはカナル型イヤホンの場合、合わないと耳がいたくなるので、これだけサイズを用意してくれているのは嬉しいですね。
僕の場合は、標準で装着されていたものを最初は使っていましたが、長く装着していると痛くなったので、1サイズ小さいものに交換した所、長く着けていても痛くなることはなくなりました。
肝心の音質と遮音性は?
イヤホンを選ぶときに一番気になるのは、音質と遮音性だと思います。
僕自身は音質厨ではないので、そこまで凝ったレビューはできないですが、それぞれについて感じたことを、書いておきます。
(音質求めてる人は、4000円台のイヤホンなんて眼中にないか。。。)
音質
これまで僕が愛用していたイヤホンは、iPhone 7 plusを購入した時に付属していたApple純正のEarPods(有線)でした。
なので、それと比較してみた感想になりますが、結論から言うと、僕のレベルのユーザーにとっては大満足の音質です。
と言うと、薄っぺらいですが、個人的な感想の範囲では、少なくともEarPodsよりは全体的なサウンドはクリアに聞こえます。
僕はいつもiPhoneで音楽を聞く際は、ミュージックアプリのイコライザーをBass Booster(ベースブースター)にして聞いているのですが、低音もこもることなく迫力のある音が聞こえます。
また、高音に関しても、シャカシャカなりすぎることのないクリアな音質で聞くことができると感じています。
ただ、当然、数万円するイヤホンのラインと比較すると、もう一息という感は否めませんが、4,000円台という価格帯を考えると十分満足できるレベルだと思います。
遮音性
僕が普段使っていたEarPodsとは異なり、カナル型のイヤホンなので、そもそも密着度が違ってるため、それと比較すると遮音性はめちゃくちゃ高いです。
イヤーフックまで付いているため、正直ある程度以上の音量で音楽を聞いていると、外の音はほとんど聞こえなくなります。
ランニングしてるときとかに使うとちょっと危ないレベルです。笑
付属品でも紹介しましたが、遮音性と密着度に関しては、付属のイヤーピースのサイズで多少は調整できると思います。
基本的に、カフェで作業したりするときに使うことが多いので、周囲の会話や雑音が気にならないため、遮音性の観点でも非常に満足しています。
最後に
低価格路線で高品質=コスパの高さで、アマゾンランキング上位の常連のSoundPEATSが満を持して出したQ35 Proですが、結論としては、iPhoneユーザーに非常におすすめのBluetoothイヤホンになっていると思います。
おすすめポイントをまとめると
* 4,000台のワイヤレスイヤホンという価格面での手頃さ
* 低音もくっきり聞こえる音質の良さ
* 遮音性も高く、密着性も高いので付け心地も快適
といった感じで、ぜひiPhoneで利用するワイヤレスイヤホンを探されている方は、手にとって見てください!
おわり!