こんばんは。みしゅ丸です。
イタリア旅行記、ベネチア2日目です。
ベネチアには、2日しか滞在しなかったのですが、1日目は着日でほぼ移動日なので、やりたかったことは全部この2日目に詰め込みました!
1日でベネチアを楽しみたいという方に、ベネチア一日プランの参考になれば嬉しいです。
まずはヴァポレットでブラーノ島へ
「せっかくベネチア行くなら、カラフルな町並みが有名なブラーノ島行きたいよね」ってことで、まずはブラーノ島から、この日はスタートです。
ブラーノ島へのアクセス
ブラーノ島には、ベネチア本島からヴァポレットという水上バスで約50分で行けます。
ブラーノ島に行くには、ベネチア本島の水上バス停留所F.te Nove(フォンダメンタ ヌーヴェ)から12番船の船に乗ります。
乗り場のF.te Nove停留所までは、サンタ・ルチア駅から歩いて約25分程度掛かるので、時間には注意してください。
停留所にはチケット売り場があるので、そこでチケットを購入します。
今回は、ベネチア本島→ブラーノ島→ムラーノ島→ベネチア本島と最低でも3回は乗る予定なので、1日乗り放題券(20ユーロ)を購入しました。
ただブラーノ島と往復なら、1回券(7.5ユーロ)を2回買えば良いと思います。
ここから約50分、ヴァポレットに揺られてブラーノ島に到着です!
ブラーノ島のカラフルな街並み
ブラーノ島の街並みは、その鮮やかな色から「インスタ映え」しまくるんですが、もう写真を撮る手が止まりません。笑

ちなみに、このブラーノ島の鮮やかな家達のほとんどは、漁師さんの家らしいです。
このカラフルな家があるエリアは、ヴァポレットの停留所からまっすぐに3分程度あるくとすぐに現れます。
これだけ統一感を持って街の全体の景観を考えて配色されているのはすごいですね。
特に観光客がこぞって写真を撮るのは、運河に架かる橋の上からの風景です。
https://instagram.com/p/BnyqqNShU1P/
ブラーノ島で生活している人がもちろんいる訳で、一歩路地裏に入ると、普通に選択をしていたり、花に水をやっている人がいたり、ブラーノ島の人々の生活を垣間見ることができます。
この僕らからするとオシャレすぎる異空間の中で実際に生活をしている人がいるというのもなんだか不思議な感覚になりました。
ブラーノ島にはカラフルな街並みだけではなく、傾いている教会があります。
サン・マルティーノ教会という教会です。
遠くからみた時は勘違いかと思いましたが、やっぱり傾いているみたいです。笑
ブラーノ島でご飯を食べるなら、多くの飲食店が並ぶバルダッセアッレ・ガルッピ通りがおすすめです。
僕らはこの通りで、ジェラートを食べました。
イタリア旅行で1つ目のジェラートです!
ジェラートを食べたところで、次の目的地、ムラーノ島に向かうことにしました。
ベネチアンガラスで有名なムラーノ島へ
次はブラーノ島からムラーノ島へ向かいます。
ブラーノ島からムラーノ島への行き方は、ヴァポレットで12番船に乗ってベネチア本島方面に乗るだけです。
つまりブラーノ島に来た船の逆方面に乗ることになりますね。
ブラーノ島からムラーノ島へは2駅で所要時間は約30分です。
ベネチアンガラスの工房や職人が集まる街として有名なムラーノ島。
色鮮やかで、複雑な装飾がされたガラスが伝統芸術としてこのムラーノ島で受け継がれています。
ムラーノ島の広場では、このベネチアンガラスの技術力の塊みたいなオブジェが飾られていました。笑
このムラーノ島で、ベネチアンガラス買ってやると意気込んでたんですが、僕には高すぎて買えませんでした。。笑
またいつか来たときチャレンジしたいと思います。
ブラーノ島の街の景観が感動的すぎて、街自体はそこまで見るものがなかったので、ムラーノ島は1時間くらい散策したところでベネチア本島に帰りました。
待ちに待ったゴンドラクルーズ
ヴァポレットでベネチア本島へ帰った後は、ベネチアの街を散歩しながら、ゴンドラに乗ることにしました。
ため息橋をゴンドラに乗りながら見たかったので、サン・マルコ広場近くからゴンドラ乗るため、まず、サン・マルコ広場に向かいました。
こちらは映画インフェルノでラングドン教授がメッセージの謎解きのために訪れたサン・マルコ寺院。
僕らは中には入りませんでしたが、入場列はかなりの行列ができていました。
ホテルダニエル前のゴンドラ乗り場からいざ乗船!
ホテルダニエルのちょうど真ん前にあるゴンドラ広場からゴンドラに乗ると、ため息橋の下をくぐることができます。
ゴンドラの料金は30分で80ユーロでした。
80ユーロをゴンドリエーレ(コンドラを漕いでくれる人)に渡し、いざ出発です!
サン・マルコ運河から出発し、早速ため息橋をくぐります。
ため息橋は、囚人がこの橋を渡る時に最後に見るベネチアの美しいため息をついたことから、ため息橋と呼ばれるようになったそうです。
ため息を通過し、水路を進みます。
水路でゴンドラ渋滞が起こっていても、ベテランのゴンドリエーレはぶつかること無く、また、ゴンドラ上で絶妙なバランス感覚で立ちながらゴンドラを漕ぎ進めてくれます。
ただただ優雅にゴンドラに揺られてベネチアの街を漂うのは、なんとも言えない満足感がありました。
僕らの船を漕いでくれたゴンドリエーレ。
THEイタリア人って感じのダンディで陽気な気の良いおじさんでした。
噂では、ゴンドリエーレって年収2000万って聞いたことありますが、このおじさんもそんなに稼いでるんでしょうか。笑
ベネチア名物、スピリッツを飲んでみた
ベネチアでは有名なお酒スピリッツ(SPIRITS)。
ベネチアの街を歩いていたり、あるいはカフェに入ってみると、昼間から若者がこのオレンジ色のお酒を飲んでいます。
食事のときには飲まずに、まさに昼間から飲む用のお酒なんだそう。
せっかくなので休憩がてら、このスピリッツを飲みました。

スピリッツとは、アペロールorカンパリ+プロセッコ(微炭酸の白ワイン)or白ワインと炭酸水のことを言うらしく、写真のように、これにレモンのスライスと串刺しのオリーブが入って提供されるのが一般的だそうです。
僕がスピリッツを飲んだお店でも、アペロールかカンパリどっちにするか聞いてくれました。
アペロールの方が飲みやすそうだったので、そちらでお願いしたのですが、、、
味はというと、よくこれを昼間からグビグビ飲めるなという感じでした。笑
個人的には好みの味ではなかったですが、せっかくベネチアに来たからには飲んでおいて良かったです。笑
ミシュランガイド掲載店の『LA COLOMBINA』のイカスミリゾットが美味すぎ
この日の夕食は、ミシュランガイドにも載っている有名店「LA COLOMBINA」に行きました。

家族経営でこじんまりと運営されているということでしたが、料理は一級品で地元の人にも人気の店のようです。
頼んだ料理は、以下の3品です。
* 前菜の盛り合わせ
* スズキのズッキーニ蒸し
* イカスミリゾット
他に飲み物は、ビールと白ワインをいただきました。
まずいただいた前菜の盛り合わせ。
右上のミートボールみたいなものがめちゃくちゃ美味しかったです。
前菜をいただいたところで、スズキのズッキーニ蒸しと、イカスミリゾットがきました。
スズキのズッキーニ蒸しも、スズキってあまり日本では食べませんが、臭みも無く美味しかったです。
なんと言っても楽しみにしていたのが、イカスミリゾット。
何故か金箔が載っています。笑
イカスミリゾットって、色が色なだけに、ビジュアル的なインパクトはすごいですが、イカスミの旨味と、他の魚介の旨味がとてもマッチしていて、めちゃくちゃ美味しかったです。
このイカスミリゾットは2人前から注文できるみたいです。
ウェイターも非常に気が利いて、サービスも素晴らしい店でした。
さすがミシュランに認められる店!
最後に、この店のママにこの日誕生日だったみしゅ丸のバースデーケーキ(ティラミス)をもらって大満足でした。
最後に
かなり詰め込んだ1日だったので疲れましたが、柔軟に予定を組み替えながらなんとか周りきることができました。
自分たちの興味や体調に合わせて柔軟にプランを変更できるのがフリープランで旅行に行くメリットですよね。
思ってたよりも楽しいからもっと見たいとか、疲れたから休憩したいとか、ありますし、自分でプラン立てるのも楽しいし、旅行は断然フリープランのパック派です。
ちょっと長くなりましたが、旅行記って書いていて旅行の思い出を思い出せるから楽しいです。
それでは、3日目もお楽にみに!
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