今回はAppleのオーディオブランド『Beats』のワイヤレスヘッドホン『Beats Solo Pro Wireless』についてのレビューです。
オンイヤータイプのヘッドホンでは初となる、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しており、Beatsで人気のラインナップ『Solo』シリーズの上位機種『Pro』モデルとなります。
- Beats Solo Pro Wirelessの特徴
- Beats Solo Pro Wirelessの音質やノイキャンの性能について
- Beats Solo Pro Wirelessを2ヶ月使ってみた感想
についてまとめてまとめていきたいと思います。
Beats Solo Pro Wireless ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン-Apple H1ヘッドフォンチップ、Class 1…
Beats Solo Pro Wirelessの特徴
Beats Solo Pro Wirelessの特徴をざっと上げてみます。
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能搭載
- AirPods Proと同じH1チップ搭載で高音質を実現
- 外音取り込みモード(Transparency)で周囲の状況も把握可能
- バッテリーは最長22時間
- Fast Fuelにより10分充電で3時間再生可能
- 広げると電源オン、折りたたみで電源オフ
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能
Beats Solo Pro Wirelessに搭載されているアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は、マイクから周囲の音を取り込み、それを相殺するように、音声を出力しています。
『アクティブ』という名が付いている通り、周囲の状況に応じたノイズキャンセリングを行うため、かなり高い精度で周囲の音声をかき消してくれます。
AirPods Proと同じH1チップ搭載で高音質を実現
AirPods Proにも搭載されているH1チップが搭載されています。
音声の入出力において非常に重要な役割を担っているこちらのチップにより、前述のアクティブノイズキャンセリング機能も実現されています。
外音取り込みモード(Transparency)で周囲の状況も把握可能
道を歩いている時や、誰かに話しかけられる可能性がある時等、周囲の状況に気を配る必要がある場合は、『外音取り込みモード(Transparency)』を使うことで、ナチュラルに周囲の音声とヘッドホンからの音声を共存させることができます。
バッテリーはノイズキャンセリング利用時で最長22時間
ノイズキャンセリング利用時で22時間という長時間再生が可能です。
AirPods Proの4.5時間と比較すると、約5倍も長時間再生が可能です。
ノイズキャンセリングと外音取り込みのいずれもオフの状態では最長40時間持ちます。
Fast Fuelにより10分充電で3時間再生可能
外出時に充電が切れていることに気づく、なんてこともよくありますが、たった10分の充電で3時間も再生できます。
広げると電源オン、折りたたみで電源オフ
折りたたみ状態にすると自動で電源がオフになるため、『電源が入りっぱなしだった』、なんてことはありません。
使うときは、広げて電源がオンになるため、耳に装着するだけですぐに使えます。
Beats Solo Pro Wireless開封レビュー
ここまでは一般的な製品の仕様をご紹介しましたが、ここからは実際にBeats Solo Pro Wirelessが届いた際の開封の様子もご紹介します。
まず、箱はこんな感じです。
側面には、このヘッドホンのデザインにも携わったPharrell Williamsからのメッセージが記載されています。
WHAT DO THEY SOUND LIKE?
WHAT DO THEY LOOK LIKE?
DO THEY HELP YOU EXPRESS YOURSELF?
GET THEM & CREATE ANSERS.
-PHARRELL WILLIAMSそれはどんな音だろうか?
それはどんな見た目だろうか?
それはあなたが自分を表現するのに役立つだろうか?
手に入れて、答えを導いてみてください
外箱から取り出すと、今度は黒い箱が現れます。
この黒い箱はパッカーンって感じで、開き中には更にヘッドホンケースが。
ヘッドホンケースを開けるとようやくヘッドホンがお目見えです。
今回購入したのはダークブルー。
色味も鮮やかです。
横から見るとこんな感じで、Beatsの『b』マークが彫刻されています。
折りたたんだ状態でiPhone8とサイズを比較してみます。
個人的にはカバンに入れて持ち歩くのも許容範囲のサイズです。
他の付属品としては、ケースにつけるカラビナと、充電用のLightningケーブルが付いています。
使い方:起動したらすぐにiPhoneと接続できる
さすがのApple製品、iPhoneとの接続も非常に簡単です。
いざ使って見ようと、起動してみます。
次に、iPhoneでBluetoothをオンにすると、Beats Solo Proが出てくるので、『Connect』をタップして終了です。
これですぐに使えるようになりました。
使い方:モードの切り替え方法は2パターン
Beats Solo Pro Wirelessのノイズキャンセリング、外音取り込みモードのそれぞれの切り替え方法としては下記の2パターンです。
- iPhoneのコントロールセンターから切り替え
- ヘッドホン左の下側のボタンを押して切り替え
1.iPhoneのコントロールセンターで切り替える
下部から、「ノイズキャンセリング」、「オフ」、「外音取り込み」を選択できます。
2.ヘッドホン左下のボタンで切り替える
こちら↓のボタンを押すと、モードが切り替わります。
気になる音質やノイズキャンセリングの性能は?
次に、Beats Solo Proの特徴でもある音質やノイズキャンセリングについてです。
### Beats Solo Proの音質
僕はこれまでAirPods(第2世代)を使っていたのですが、それと比較すると高音、低音ともにBeats Solo Proの方がクリアに聞こえます。
ヘッドホンならではなのかも知れませんが、音に奥行きを感じやすいので、AirPodsと比較するとかなり臨場感のある音に感じます。
他社のヘッドホンでは、低音が異常に分厚いヘッドホンもありますが、Beats Solo Proは特定の音域が不自然に強調されることもなく、クリーンでバランスの良い音質になっています。
Beats Solo Proのノイズキャンセリング
次にノイズキャンセリングについてですが、想像以上にレベルが高いです。
カフェで作業をしている時なんかに、音楽をかけていない状態で、ノイズキャンセリングのオン/オフを切り替えてみたのですが、オン状態だと全くと言って良いほど周囲の音が聞こえなくなります。
音楽をかけているときは、もちろん音楽の音のみしか聞こえないので、周囲の音が気にならずに集中できます。
Beats Solo Pro Wireless ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン-Apple H1ヘッドフォンチップ、Class 1…
2ヶ月使ってみた感想
Beats Solo Proを使い初めて2ヶ月ほど経って感じていることがいくつかあります。
ノイズキャンセリングと外音取り込みはめっちゃ便利
ノイズキャンセリングの性能の高さは非常に便利で、電車で通勤時に使っていると、地下鉄の音なんかは全く気になりません。
通勤時間を音楽と読書に没頭できる有意義な時間にしてくれます。
夜道を歩く時なんかは音が聞こえないと危ないので外音取り込みモードを使いますが、わざわざヘッドホンを外すことなく外音を聞けるのは非常に便利です。
駅のアナウンスを聴く時も左手でボタンを押すだけで簡単に外音取り込みに切り替えられるのが、非常に便利です。
長時間付けていると耳が圧迫されて痛くなる
オンイヤータイプのヘッドホンなので、耳と密着させるために耳にかかる圧力は多少強めになっています。
1,2時間程度では気になりませんが、長時間作業で5,6時間付けっぱなしにしていると、一度耳から外さないと痛くなります。
通勤等では問題無いですが、1日中ノンストップで音楽を聞くというという人は、注意が必要かも知れません。
(僕の顔がデカイだけかもしれません。。。。)
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最後に
Apple配下のBeatsの製品というだけあり、デザイン的にも性能的にも非常にクオリティ高いです。
目玉機能であるノイズキャンセリングはもちろん、音質も非常に高く、機能的にもApple製品らしい優れたユーザー体験を感じることができます。
今回初めてBeatsのヘッドホンを購入しましたが、初めてヘッドホンを購入するという方にもおすすめできる製品です。
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