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【優秀な技術者が転職していく】SIerの多重下請け構造の闇

今回は大手SIerで働く私が、ずっと疑問に思ってきたことを今回は記事にしたいと思います。

2019年卒の就活生の人気業界ランキングで、IT(情報通信サービス)業界が、これまで不動のトップだった銀行を抜いて1位になったとのことですので、業界研究をしている就活生にも参考にしてもらえると思います。

また、同じようにIT業界の多重下請け構造に疑問を持っているIT技術者がいれば共感してもらえると思います。

これをIT業界の現実のすべてだとは思っていないですが、こんな風に考えてる奴もいるんだなくらいに思ってください。

Contents

大手SIer、技術者軽視しすぎ問題

面と向かっては絶対に言えないですが、まず考えたいのはこの問題です。

IT業界で働いている、とか、俺大手IT企業でSEやっているとかって言うと、多くの人はプログラムとかめっちゃ書いてるんだろうなとか思うじゃないですか。

実態は全然そんなこと無いです。

やっているのは、お客さんとの連絡係と、お客さんの夢をパワーポイントとかエクセル上にお絵かきする作業がメインです。

そして、その裏には、上流の大手企業のSEが約束してしまった無理な要件を実現する為に血汗を垂れ流し頑張っている多くの協力会社のプログラマがいます。

実現性を担保するのは、そんな協力会社の技術者なんです。

なぜかそんな技術者のほうが低賃金労働

日本のIT業界最大の謎。

何言語もプログラム言語書けます!

データベースのチューニングとかめっちゃ得意っす!

ネットワークの設計なら俺に任せろ!

そんな高度で深い知識がある人の方が、お絵かきをしている人よりも給料が低いという謎の構造です。

大手企業で働いているというだけで、SEなのに最近は「金がもったいないからプログラムは書かない」みたいな方針で教育されて、大手SIer(システムインテグレーター)には、プログラムが書けないSEがたくさんいます

SE=システムエンジニアですよね?

彼らは何をエンジニアリングしてるんでしょうか。

一方で、海外ではエンジニア職(プログラマー職)の給与は非常に高いです。

その分、日本のプログラマー職よりも、責任範囲も広範囲で、求められるスキルも非常に広範囲ではありますが高レベルではありますが、優秀な人材がプログラムレベルの実装力やスキルを身につける動機としては十分に機能していると思います。

別に上流のSEが悪いと言いたい訳ではない。

僕は、IT業界・SI業界ってやつは技術屋だと思っています。

ユーザが持っていないような技術を持っていて、その技術を提供してお金を得るビジネスモデルです。

その中には、コミュニケーション能力が高くて、お客さんとの信頼関係と作る立場の人もいて良いと思いますが、そんな人を何重にも、何人もかまして、本当に技術をつかって動くものを作っている人が中抜き・搾取されるような仕組みに問題があると思います。

一部の上流のSEには本当に技術に理解がある人や技術をやりたいって人もいますが、そういった人は、たいてい今の日本の大手IT企業の多重下請け構造に疑問を持っています。

その結果、技術志向の優秀なエンジニアほど、技術者を評価する外資系企業や、システムを経営戦略上重要視し、優秀な技術者集めシステムの内製化に取り組んでいるようなユーザー企業に転職していきます。

ただシステムの外注先としてのSIerは今後終わる

自社でBtoCのWEBサービスなんかを持っているIT企業は、すでに超激化している競争に勝ち残れるかは、経営者のアイディアと能力に左右されると思います。

しかし、単なるシステムの外注先としての機能しか果たしていないようなSIerはこれからは淘汰されていくと思います。

一昔前までは、ITは事業の効率化としてしか考えられていなかったので、本業に専念するためシステム開発は外から調達する、という考えがあったと思います。

今となっては、ITはもはや事業を加速させる、あらゆる事業において強みとなり得る本業とは切り離せない存在になってしまいました。

GEなんかを見てもらえればわかりますが、優秀な技術者を高額で引き抜きまくりITで事業をドライブする、もはや立派なIT企業となっています。

これから、あらゆる産業で上記のような例は加速していくと思われます。

つまり、競争力の源泉となるITを外注する動きは縮小しユーザー企業のもつIT部門が事業と一体化し力を付けていくと思います。

優秀なエンジニアも、こういった事業会社の中に流れていく動向は進むと思います。

実際に、ユニクロやトヨタも、システムや先進的なIT技術を内製化する方向に舵を切りはじめています。

システム内製化の中では、SIerの役割は、高付加価値な技術者を提供するようなプロフェッショナルサービスになっていくと思います。

その中で、技術力の低いSEというのはますます価値が下がっていくでしょう。

技術に自信があるなら今のうちにSIerを飛び出そう

冒頭でも言ったとおり、技術者を過度に軽視する業界からは飛び出して、事業を支えるITを開発するところへ、つまりユーザー企業へ技術に自信がある人は転職することをおすすめしたいです。

よくよく考えると、大工やブルーカラーの工場で働く技術者等、日本企業は多くの業界で技術者軽視の傾向があるのかもしれませんね。

ユーザー企業のIT部門の他にも、今世界中でIBMやHP等伝統的なIT企業と並ぶような力を付けているのが、ITコンサルです。

今や事業と一体となったIT戦略をコンサルの立場から、どうやってITを使って事業を加速させるか考え、その実行までユーザーを支援するような企業です。

アクセンチュアなんかがその代表として有名ですね。

業務の知識も技術にも自信があるような人は、むしろITコンサルのほうがおすすめかもしれないです。

今はIT業界に身を置いている自分も、将来的にはITに戦略的に投資しているようなユーザー企業かITコンサルに転職を考えています。

エンジニアが下請け構造から脱出するなら『マイナビIT AGENT』がおすすめ

エンジニア軽視のSI業界の多重下請け構造に組み込まれて働くことに疲れてきたという人は、自分のスキルを活かせる業界・職種への転職をチャレンジすることをおすすめします。

特に大手のエージェントであるマイナビエージェントがIT業界、IT系人材に特化して転職支援を行っている『マイナビIT AGENT』であれば、IT系の転職に精通したエージェントが対応してくれるので、情報・求人の質が期待できます。

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人材流動が他の業界と比較しても激しいIT系の人材の採用動向をエージェントから情報を得たり、客観的な市場価値を棚卸しする機会として、上手くこういった大手のエージェントは活用すべきだと思います。

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最後に

愚痴みたいなことをタラタラと書いてしまいましたが、自分も中々技術に触れさせてもらえないSEの一人です。

技術者になれると思ってこの業界に就職したのに、、という気持ちもあります。

技術力のある優秀な協力会社の人に比べて、大した技術もない自分の方が良い給料をもらっていることへのもどかしさもあり、今日はIT業界の構造の実態について記載してみました。

誰かの参考になっていれば嬉しいです。

IT企業/SIerへの転職でおすすめの転職エージェント

最後に絶対に活用すべきおすすめの転職エージェントについてご紹介します。 転職エージェントは複数登録するのが定石ですが、情報量・転職ノウハウの観点で以下のエージェントだけは必ず登録しましょう。

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